海と未来を切り拓くプロジェクト
November 30 [Tue], 2010
最近雨期に入ったようで、
雨の降る日が多くなったシンガポールです。
現場で仕事をしていると天気の変化に敏感になります。
屋外作業なので雨のせいで作業ができなくなり
工程が遅れてしまうと気分までどんよりしてしまいます...
天気ばかりはどうしようもないのですが、
日頃の行いを良くして大事なコンクリート打設の日に雨が降らないよう願っています。
トンネル躯体のコンクリート打設が始まってから約2カ月が経ち、これまで合計約16,000㎥のコンクリートを打設しました。
先週は一日に4,800㎥ものコンクリートを打設した日もありました!
(1リットルの牛乳パックで480万本分です!)
これだけのコンクリートを順調に打設してきたので、
慣れてしまったせいか最近自分自身ちょっと気が抜けているなと感じます。
しかしトンネル躯体工はまだ始まったばかり。
もう一度気合いを入れ直していこうと思います!
それでは、下の写真をご覧ください。当現場の全景写真です。

シンガポール川から外海への河口部に位置しています。
もう少しアップで見てみてください。

海に仮締切りを作って水を堰き止め、その中で陸上と同じように作業ができるようになっています。
今回はこの仮締切り工についてレポートします。
下の絵はトンネルを構築している様子のイメージ図です。
真ん中がトンネルを構築する場所で、その両側に2列ずつ鋼管矢板を打設して仮締切りを行っています。また、2列の矢板の上部は鋼桁で繋いで作業ヤードとしても活用しています。

次の絵は鋼管矢板打設状況のイメージです。
黒い線で描かれているのが仮締切りの鋼管矢板です。

実際の写真と見比べてみてください。



鋼管矢板は直径1.4m、厚さ19mm、長さは約60mあります。
また打設に使用したバイブロハンマーは世界最大級のもので、
重さ30t、高さ4mもあります。写真に写っている人間と比べると
とても大きいのがわかりませんか!?

鋼管矢板を打設すると同時に内側を砂で埋め立てて、仮締切りの中を海から陸に変えていきます。


そして最後の一辺を閉じて仮締切り完了となります。

仮締切り完了後、内側の陸上部分と鋼管矢板上の作業ヤードを使って工事を進めていきます。

作業イメージ
本工事はこのようにして海の一部を陸に変えて作業できるようにし、
新しい高速道路を作っている、まさに「シンガポールの海と未来を切り拓くプロジェクト」なのです!(これが言いたかったんです...)
今回は1年前の作業を懐かしく思いながらレポートを書きました。
時が経つのは早いものですね。
私事ですが実は10月に29才になりました。
20代最後の一年を充実させるべくまずは英会話に通い始めました!
そして誕生日から禁煙を実施中です!
これからもいくつになっても若い気持ちを忘れずに、
何事にも挑戦していきたいと思います!

