レポーター

名前
高橋 直希
たかはし なおき
会社名
五洋建設株式会社
入社年
2004年
学部専攻
理工学部土木工学科
出身地
神奈川県
趣味
サッカー
月別アーカイブ
2011年4月 [1]
2011年3月 [1]
2011年1月 [1]
2010年12月 [1]
2010年11月 [1]
2010年10月 [1]
2010年9月 [1]

世界最大の・・・。

早いものでブログを始めてから半年が経ち、ついに今回で最終回となりました。

ブログ開始とちょうど同じ時期に始まったトンネル躯体工も、すでに約85,000m3ものコンクリートを打設し、現在トンネル底版350m、壁280m、頂版200mが完成しました!

takahashi006.jpg

上の写真は一部完成したトンネル内部の様子ですが、これが片側5車線分で中壁を挟んで反対側にも同じ大きさのトンネルがあります。
現在施工中のトンネルが如何に大きいか想像していただけるでしょうか!?

そして今もひたすらトンネル躯体の構築が続いています。

さて、ブログは今回で最終回となりますが、本工事はまだまだやることが沢山あるんです!
と言うのも、実は現在施工中のエリアは本工事区間の半分だけなので、海の対岸に位置する残りの半分をこれから施工していきます。

下の図の黄色い線が全工事区間、その内右側半分を現在施工中です。

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そして左側半分が今後施工していくエリアです。

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次のエリアStage2では、Stage1の仮締め切りで使用した鋼管矢板を再利用します。
その為、Stage1では現在、トンネルが完成し埋め戻しが終わった場所から鋼管矢板の引抜きを行っています。

takahashi006_4.jpg

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この鋼管矢板引抜き作業には世界最大のバイブロハンマーが使用されています!
高さが4.3m、重さは44tもあります!

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また、こんなに大きなバイブロハンマーを使っても鋼管矢板が引き抜けない場合を想定して、ジャッキを使って鋼管を引き上げる試験も行いました。

takahashi006_8.jpg

このジャッキは約3000tの力を掛けて鋼管を引き上げることができます!
これで最初に鋼管を2mくらい持ち上げてやると、その後は先ほどのバイブロハンマーを使って引抜いていくことが可能になります。

直径1.4m、長さが平均45mもある鋼管矢板を引き抜く作業は誰も経験したことがなく、シンガポール国内でも非常に注目を集めています。 
鋼管矢板を打設する際に、引き抜く事を考えながら施工したものの、本当に引き抜く事が出来るのか心配していましたが、何とか引き抜く事が出来る目途が付きました!

Stage2では、Stage1で引抜いた鋼管矢板を使用して仮締切りを行い、今までこのブログで紹介してきた作業をStage1と同じ手順で進めて行きます。

Stage1の鋼管矢板引抜き → Stage2の鋼管矢板仮締切り工 → 地盤改良工 → 場所打ち杭工 → 掘削・切梁支保工 → トンネル躯体工 → 埋め戻し工 → 鋼管矢板引き抜き工

これらの作業を残りの工期約2年半で完了させるため、これからも日々頑張って現場管理を行っていこうと思っています。

いよいよ最後の挨拶となってしまいました!
この半年間、ある時は仕事で悩み、またある時はブログのネタで悩みながらも最終回までたどり着くことができました!
海外での仕事は、言葉や文化の違いで難しい事もありますが、日本では経験できない事も沢山あり、ここで勉強した事が将来きっと役に立つと思い、充実した日々を過ごしています。
海外の現場・大型工事の魅力が少しでもみなさんに伝わってくれていたら幸いです。
それでは短い間でしたが、ご愛読どうもありがとうございました。

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